30歳になる前に

20代社会人が日々考えたこと・思ったことの日記

7番:他人の評価のためでなく、自分の評価のために生きる

言葉で表現するのは容易くとも、心から実行するのは難しい。

つい、人から評価されることを人は求めてしまう。

 

それはある意味、当然のことだ。

なぜなら、人から評価されることで、自分が重要であること、自己肯定感が増されるし、そういった欲望を満たす以外にも自分の進路(プライベートも仕事も)をより良くしてくれる機会が生まれうる。

だから、他人の評価を意識することは自然だし、当然するべきことの一つと言える。何も誤っていることはない。

 

でも、それを全ての人から、又全ての状況で評価されようとすることが間違っている。

全ての人から評価されるなんて、当たり障りのないことしかしていない人生ということだし、他人の評価のために生きている典型だ。

全ての人に受けようとすると、丸いスタイルになりがちで、能力を伸ばすにも浅く広くになりがちである。そして、あまりに多くの価値観を受け入れているため(相反している価値観も含め)、何のために生きているかがわからなくなる。

 

意識すべき他人からの評価は、

自分と価値観が似ていて、生き方・スタイル・進路に憧れや共感を抱いている人

のみに限定すべきだ。

それをすることで、自分の人生の方向性にブレがなくなるし、不必要に傷つくことや、自分にとって本来は優先順位の低いことに時間を割かなくて良くなる。

 

一方で、上記のような人はそこまで数が少ないはずだ。

「会社に憧れる先輩がいない」なんてことは良く聞く話。

日頃近くにいない場合には、

自分が自分をどう認識し評価するか

ということを意識すると良い。

 

自分の期待に応えることは、努力をしている人にとっては難しいことだと分かるだろう。

自分の期待に必死に応えること、それを目指せばそこまで他人(全ての人)から悪い評価を受けることもなく、生活に支障は出ない。

 

ある意味で、非常に険しい道だが、自分の評価を得るために生きる。

激務に振り回される日々に忘れてはならないことだ。